【大阪】収益物件(投資用マンション・一棟)の売却|本田憲司が解説

投資用区分マンション、一棟アパート、店舗・事務所の売却は、実需物件と査定ロジックが異なります。収益還元法 による評価、入居中での売却、税務面の論点を整理します。
収益物件の査定(収益還元法)
投資家が買主になるため、査定は収益還元法 が中心。
直接還元法:年間純収益 ÷ 還元利回り
DCF法:将来キャッシュフローの現在価値合計
還元利回りは物件種別・エリアで変動。大阪市内のワンルームで4〜6%、周辺市の一棟アパートで7〜10%が目安。
オーナーチェンジ売却
入居者が住んだまま売却する形態。
メリット:賃料収入が入る、内覧不要、投資家がスムーズに承継
デメリット:実需買主が排除される(買主層が狭まる)、室内確認できない
オーナーチェンジは投資家にしか売れないため、実需向けより価格が下がる傾向。退去後(空室)にして実需向けに売る方が価格は伸びる場合があるが、空室期間の家賃ロスとの比較が必要。
長期譲渡と短期譲渡はどう判定される?
収益物件も所有期間5年で長期/短期判定。短期(5年以下)の譲渡所得税率は39.63%、長期(5年超)は20.315%と税率が約2倍違うため、売却タイミングが税額に直結。
法人物件の売却
法人で所有している物件の売却は、個人とは課税ロジックが異なる(法人税)。また、建物の減価償却累計・繰越欠損金との相殺、決算期との関係で売却タイミングが税額に影響。顧問税理士との事前協議が必須。
売却前にどんな書類を整える?
レントロール(入居者一覧、賃料、契約期間)
過去3年の家賃収入・経費明細
修繕履歴
固定資産税納税通知書
建物賃貸借契約書(入居者ごと)
よくある質問
空室で売るか、入居中で売るかどちらが高く売れますか?
立地と物件種別で異なります。実需マンション仕様(ファミリー向け)なら退去後実需売却が高い、投資仕様(ワンルーム・一棟)ならオーナーチェンジが標準。当社では両パターンの査定をお出しします。
家賃を上げてから売却すると価格は伸びますか?
収益還元評価のため家賃が上がれば評価額も上がる。ただし、新規入居時の家賃 vs 現入居者の家賃で実勢が分かれるため、レントロール上の数値だけで決まらない。急な値上げは入居者退去リスクもあるので慎重に。
自分が住んでいた物件を投資物件に転用してから売る場合は?
マイホーム3,000万円控除は住まなくなって3年経過の年末まで 適用可。それを過ぎると通常の譲渡所得課税。節税効果が大きいため、適用期限内の売却を税理士と検討。
不動産売却サポート関西へご相談ください
22年の実務、顧問税理士・司法書士・弁護士のネットワークで、売却から税務・法務までワンストップで対応します。片手仲介・専任媒介で囲い込みを行わない透明な進め方が当社の方針です。
出典: 当社グループ運営 不動産相場サイト fudosan-souba.jp

この記事の執筆者
本田 憲司代表取締役資格: 宅地建物取引士
建設関係の現場と長距離トラックドライバーを経て、不動産業界に転身。新築マンション販売の最前線でリーマンショックを乗り越え、念願だった独立を果たして「不動産売却サポート関西」を立ち上げました。24年間で培った問題解決力を武器に、ご所有不動産を「自分自身の大切な資産」と捉え、売主様ご本人に成り代わって売却完了まで伴走することをお約束します。
